未来

いつか誰かが残した森の扉
こぼれる陽射しが 手を招く
やがて葉影を漂う風の絵筆に
空は もう一度 澄み渡る

未来は決して 答えを問わない
そこから生まれる

心の音階(おと)をいま 聴かせて 聴かせて
ボクたちは響きあえる
たとえ違ったことばでも 信じて 信じて
そう まだ深く ふれあえる

いつもひとりで見上げるあの星には
知りたいなにかがあるのだろう
それはわずかな違いの道の行方を
夢のきざはしにつないでく

未来は愛の 記憶を消さない
そこから流れる

心の音階(おと)をいま 聴かせて 聴かせて
ほゝえみはわかちあえる
たとえ離れた世界でも 信じて 信じて
そう その先が見えるまで

好きな花の色を あなたが 教えて
思い出が 伝うように
なにも失うことのない 世界を 信じて
そう 幸せは ふれあえる

心の音階(おと)をいま 聴かせて 聴かせて
ボクたちは響きあえる
たとえ違ったことばでも 信じて 信じて
そう 与えることで満ちてゆくまま
いつまでもふれあえる
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