会いたいな…

ため息 窓を曇らす環状線
変わりゆく景色といえば中吊り広告ぐらい

追い立てられるような靴音のざわめき
時に他人が嫌になったりするよ

コンビニで買うのはパンとコーヒーと一日の終わり
足りないものと言えば いつだって一つ 「会いたいな…」

子供の様にわがままにさ 君の温もりが欲しいんだ
うまく生きれない… そんな僕だから
すがるように君を求めるばかり
抱きしめて抱きしめられたら 迎えた朝の光を背に
満たされた心で 溢れた優しさで
君を守る事誓うよ

踏み切りの遮断機を見つめて
張り付いてる僕達は家路を辿るレースのように

別に焦るほどのこともなく
一秒が惜しくも無いのに 何かに苛立ってる

何気なくつけるニュースが教える一日の終わり
知りたいことといえば いつだって一つ 「元気でいるかな…」

子供の様にわがままにさ 君の温もりが欲しいんだ
そしてその頬をそっと撫でて 柔らかな笑顔触れていたい
抱きしめて抱きしめられたら 迎えた朝の光を背に
満たされた心で 溢れた優しさで
君を守る事誓うよ

いつだって強がって 弱さを隠して そうだな… ヒーローみたいに
憧れてるよ でも本当は頼りなくて 臆病で それでも…

子供の様にわがままにさ 君の温もりにすがっても
弱々しくても 女々しくても 触れ合うほどに強くなれる
抱きしめて抱きしめられたら 迎えた朝の光を背に
満たされた心で 変わらない強さで
君を守る事誓うよ
×