飴模様

何してたの?誰といたの?
疑心(ぎしん)暗鬼(あんき)で私心(ししん)暗鬼(あんき)
チューしても ギューしても
千切(ちぎ)れないよ この模様(もよう)

擦(こそ)り合わせ 触(さわ)りあって
それでなんとなく分かること
チューしたら ギューしたら
忘れて仕舞(しま)えるもの

それはどこか似ているようで
一致(いっち)しない二人だからこそ 編(あ)む模様(もよう)

まずは離れないように 次に離れられないように
そして離れたくなる頃に 絡(から)み付(つ)いて涙を誘う
軽かった気持ちが重くなる 動けないほど
アタシを奪う 幸せから引き算するように
だからまた編(あ)む 足し算してみる

何してたの?誰といたの?
疑心(ぎしん)暗鬼(あんき)で私心(ししん)暗鬼(あんき)
チューしても ギューしても
千切(ちぎ)れないよ この模様(もよう)

嘘を吐いて 裏で切って
それでなんとでも言えるけど
チューしたい ギューしたい
哀しみを混(ま)ぜ逢(あ)い乍(なが)ら

それはどこも同じなのでしょう
誰かの中に自分が欲しいと喚(わめ)くのは

まずは離れないように 次に離れられないように
そして離れたくなる頃に 絡(から)み付(つ)いて涙を流す

「ごめんね。」を添(そ)えてみる 許して欲しいというよりは
許されたいというだけの 甘えん坊になりきるのさ
重かった気持ちが軽くなる 動けないけど。
編(あ)み込(こ)んでいく またキミをアタシの心に
懲(こ)りず、また編(あ)む 今日も飴(あめ)模様(もよう)
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