カットアップだ! 我らの実存 Cut Up Our Existence

震えて 皮膚から 聞き慣れぬ 静けさ
眠るよ 木枯らし 聞き取れず 信じてく
抜ける季節に 遙か遠くに 過去に見た夜空 墨色
今日はついてない あげたいものは 空の赤い月 届かない

歩き出す 丘の上
いつか 来たことある
この道の 行く先は

煙が あがって 山越える サブマリン
崖には ひとすじ 心には 残らない
ダイヤで出来た 忘れられない 水面にむかう 人たち
竜巻からは 得るものはない 明け方の空に 止まれない

足を止め 丘の上
まるで 来たことない
この道の 行く先には

スピード出せば 偶然が増えて
流れ星 手に取れたりね
立ち止まると 夜風が見える
そんなことの 繰り返しさ

目を上げ 吠えろよ 何かしら 見るがいい
見ていた 見ている 朝焼けに 見えてない
悲しい午後も 私たちから 月の光には さわれない
寂しい朝に 薄いエーテル 錆び付いた身体 オールディーズ Ah―
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