流転

男命をみすじの糸に
かけて三七 二十一目(さいのめ)くずれ
浮世かるたの 浮世かるたの
浮沈み

どうせ一度は あの世とやらへ
落ちて流れて 行く身じゃないか
鳴くな夜明の 鳴くな夜明の
渡り鳥

意地は男よ 情は女子(おなご)
ままになるなら 男を捨てて
俺も生きたや 俺も生きたや
恋のため
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