ぼくとあの娘

あの娘はズベ公で
ぼくは身なし子さ
とっても似合いの ふたりじゃないか

あの娘は悪者で
ぼくは嘘つきさ
とっても似合いの ふたりじゃないか

白い目で見られるのなんか
もう慣れちまったよ
だから本気で だから本気で
あたためあっているんだぜ

あの娘は泣き虫で
ぼくは弱虫さ
とっても似合いの ふたりじゃないか

白い目で見られるのなんか
もう慣れちまったよ
だから本気で だから本気で
あたためあっているんだぜ

汚れた心しか
あげられないと
あの娘は泣いていた きれいじゃないか
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