霧雨港

どうして女は 波ばかり
海まで見れない こころの狭さ
答え求めて 「あなた」 苦しめて
あとを あとを あとを…尋ねて きた町は
噂ここまで 霧雨港

風切るカモメの 羽の音
飛び立つ姿に こぼれる涙
せめて一言 「あなた」 詫びたくて
今を 今を 今を…逃せば 雪解けは
永久にないのね 霧雨港

入船出船の 海峡に
あなたに未練の 吐息が走る
寂しがり屋の 「あなた」 なぜここを?
胸が 胸が 胸が…つぶれる 想いです
どうぞ戻って 霧雨港
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