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真っ赤な空 うろこ雲 帰り道の鼻歌
落ち葉の絨毯の上を 歩幅合わせて
別れ際はいつもそう また来週会えるのに
手を振る横顔に 切なくなるよ

枯れては散る 木の葉のような 儚い人生の中で
君とめぐり逢えたこと それは幸せ

これから もっと もっと 君を好きになる
それだけは 自信があるんだ
根拠なら うまく言えないけれど
そう思えることが 何よりの証明

その華奢な 後ろ姿 背負い込んだ荷物を
どんなときも僕には 打ち明けてほしい
涙をこらえていたり 作り笑いするときは
包んであげられるような 真綿でありたい

頼りない僕だけど こう見えて意外と
君のため できることは たくさんあるんだよ

迷いや哀しみに立ち止まったとき
君と同じ気持ち解るように
きっとそれは簡単じゃないけれど
“一番に解ろうとすること”
それがすべての鍵となるから

誰かのためにと無理に思うのは
不自然な力を生むことになる
誰かのためにというものは こうして
知らぬ間に心に灯るような 小さな火のこと

これから もっと もっと君を好きになる
真っ赤な空 ひとりで見上げた
目には見えないもの だけど確かなもの
気づけば心に ほら温かい

これから もっと もっと 君を好きになる
それだけは自信があるんだ
ささいなエピソードも 分かち合って
一緒に守っていこう この心に灯った火を
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