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とある日のよく眠ったpm時 閉めたままのカーテンからでも分かる
少し濃いめに染めた黄金色の 嘘ひとつ無い 真っ直ぐな空
久しぶりに近所をふらっと 何も持たず出かけたぶらっと
駐車場では補助なしのチャリ 何度もコケル少年を心配そうに
黙って見てる一つの影 前にもこんな光景はどっかで見た
背伸びしても届かない背丈 昔、俺も触れたことがあった
夕日が二つ照らした影は あっというまにすれ変わった
タバコの煙が似合う背中に 春にでも会いに行きます

あなたに 話したい 伝えたい事がある
あなたに 会わせたい 大事な人がいる
いっちょまえに好きな人ができました それはそれはスゲ~綺麗な花!
あなたもきっと気にいるから

思い出せば懐かしいね 触れた分だけ あったかくなるあん時のままで
夏になれば海、山、川 冬になれば作るでかいかまくら
また行こうぜ二人の秘密にしてた よく釣れたあのポイントの釣り場へ
今度は俺が運転で 帰ったら二人で語って飲もうね
あなたが俺にしてくれた事 それはあなたから学んだ物
あなたと過ごした春夏秋冬 一つ一つの思い出が宝物
春になって大人になって お互い口数も徐々に減って
タバコの匂いになれた頃に ありがとって言えたmy father

あなたに 届けたい 見せたい 幸せがある
あなたに 抱かせたい宝物がある
桜が咲く前に生まれました それはそれは元気な男の子が
まだ3090グラムの小さな天使

当たり前のように愛してくれた様に あなたが俺にしてくれたみたいに
願いこの子に注いだ種 やがてそれは芽となりデカク咲け
あの時に渡せなかった想いは 離れてる空に今届きますか
照れずにちゃんと言えてたら Big respect my father!!

あなたに 話したい 伝えたい事がある
あなたに 会わせたい 大事な人がいる
いっちょまえに好きな人ができました それはそれはスゲ~綺麗な花!
あなたもきっと気にいるこの花
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