疾走感

夏のプール冷たすぎて
心臓止まるかも!!って

おそるおそる胸にあててた
両手離してみたら きっと

なんだって わたしは いつだって
“何か”を怖れて

走り出せ 埋もれそうだ
蹴り上げたその脚に 迷いなどもうないから

飛び出した 頭ひとつ
泣き虫も弱虫も 顔を出すその前に

坂道から転げ落ちて
膝を擦りむいた夜

お風呂でギュウッと傷押さえてた
両手離してみたらきっと

どうしたって わたしは いつだって
“何か”を堪えて

探し出せ 手さぐりでも
ためらってうつむいている暇は もうないから

放り出せ かみつぶしてる
苦虫や癩の虫 舌を出すその前に

キットモットヒメラレタチカラガアルカラ

なんだって わたしは いつだって
“何か”を求めて

動き出す この世界が
狭くても広くても どこへでも行けるから!!

走り出せ 埋もれそうだ
蹴り上げたその脚に 迷いなどもうないから

さらけ出せ 気持ち全部
臆病虫はお邪魔虫 顔を出すその前に

パパラリルラ ルルリールラルル
パパラリルラ ルルリールラルル
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