七色挿話

想い色 刹那色 ぬくもりを心で感じた
今 ともに仰ぐ 七色の希望(ゆめ)
時空を越えて ふたり 想い出の先へ…

生きる事は 明日に焦がれる事
たぶんあなたの瞳が気づかせてくれた

戸惑いの回廊抜けて 光に包まれる奇跡は
逸らさないそのまなざしを 信じてきた日々の証

想い色 願い色 なだれ込む愛しさに揺れて
今 あふれ出した 七色の刻(とき)
時計の針は そっと 廻り続けてく

選んだのは 他の誰でもなくて
自分自身と 胸張って誇れるように

日溜まりの記憶はいつか 過去と未来を行き交うでしょう
歴史には残らなくても さざめいた生命(いのち)の挿話

想い色 絆色 導かれ 心を繋いだ
たとえ何処にいて 何をしてても
あなたの空に 抱(いだ)かれてる

想い出は 想い達の 強く優しい結晶
まっすぐに前を向いて 歩いてゆくチカラをくれる

笑顔色 涙色 幾千の不思議に溶けあう
運命の意味は もう探さない
自分の中に きっと 見つけ出せたから

想い色 あなた色 ぬくもりに全てをあずけて
ほら 続いてゆく 七色の道
時空を越えて ふたり 想いを刻みたい
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