風の巡礼

吹き抜ける風は 永遠の様で

遥かなる時を 駆け抜けてゆく

立ち尽くすばかり 僕の瞳に

時の重さは 積み重ねられた

空は抜ける様で 僕を小さくさせていたよ

それでも何かを 刻んでいるから

人は誰でも 運命の空浮かぶ

あの雲の様に 風に運ばれて

人は誰でも 風になるまで

それでも何かを 刻んでいるから

人は誰でも 運命の空浮かぶ

あの星の様に 闇に放たれて

人は誰でも 星になるまで
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