月の家

空 遠い空
つぶやいた声
あなたの夢は今
星の車輪を回す

私いつも どこにもいない
そう感じてた
その瞳 知るまでは

胸の片すみ
欠けた月がひとつあるだけ
でもどんなに細い道も
照らすように光る

そっと星たちが
指さしている
あなたの行く先は
水晶の森になる

私いつか この手のひらで
あなたのこと
すべてから守りたい

あたたかい夜
まだ小さな月の住む家
でもあなたが眠る時は
やさしいあかりともすの

胸の片すみ
欠けた月がひとつあるだけ
でもどんなに細い道も
照らすように光る
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