永遠 -TOWA-

それは落雷
千年(ちとせ) 木霊する願い
月の雫は 永遠(とわ)なる憧憬(どうけい)
眠らぬ夢の泡沫 泣いた

流星(ほし)の在り処も知らず
愛よ詠え 君の未來(あす)が為
穢(けが)れた両手 灼(や)いて
手繰り寄せた 祈り

それは原罪
神に 造られし果実
若(も)しももう一度 生まれ変わったら
綺麗なものを 綺麗と云いたい

喩(たと)えこの身朽ちても
愛よ詠え“吾(われ)は此処(ここ)にいる”
唯ひとつの生命(いのち)を
言霊へと代えて
君へ伝う為に

流星(ほし)の閃光(ひかり) 消えても
愛よ詠え 遥か未來(あす)が為
穢(けが)れた運命(さだめ) 越えて
あの美空で 逢うと誓いましょう

喩(たと)えこの身朽ちても
心に羽根 翳(かざ)し逢えるように
生命(いのち)の終(つい)を 奏で
君へ伝う為に
永遠(とわ)なる詩(うた)へ乗せて
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