夢また夢

「恋なんか、今さら出来ないさ」
強がって グラス空けた

すがるような 君の涙
閉ざした愛の 堅い扉
今夜 静かに 開いてくれた

恋は 遠い日の (遠い日の)
恋は 夢じゃない (夢じゃない)
たしかな このときめき
二人 吐息まで (吐息まで)
二人 ゆれながら (ゆれながら)
夢また夢の 君がいる

いつからか 大人になり過ぎて
臆病に 生きてきたよ

もっと早く 出逢えたなら
こころに熱く 嵐吹いて
すぐに くちびる 奪っただろう

恋は 遠い日の (遠い日の)
恋は 夢じゃない (夢じゃない)
まぶしく 君が笑う
二人 闇のなか (闇のなか)
二人 とけ合って (とけ合って)
夢また夢の 君がいる

都会では 見えない星のように
ためらった 言葉がある

「好きだ」という 一言さえ
言えずに深く 胸の奥に
だけど 誰より 抱きしめたくて

恋は 遠い日の (遠い日の)
恋は 夢じゃない (夢じゃない)
たしかな このぬくもり
二人 運命は (運命は)
二人 おなじ糸 (おなじ糸)
夢また夢の 君がいる
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