サヨナラまでのあいだ

本気になるはずないと 頭のどこかで思ってた
でも心は叫んでる あなたの名前だけ叫んでる

瞳をとじても 消えないものがあると
教えてくれたこと きっと忘れないよ

「好き」と言えないまま 思いを告げないまま
ずっとふたりで歩いてきたけど
あと少しでいいから その手はなさないで
涙がかわくまでは

「ひとりでいる時だって君はひとりじゃないよ」なんて
やさしいこと言わないで 今はまだうまく笑えないよ

くしゃくしゃの髪も癖のある足音も
ひとつひとつ 全部 宝物だから

「さよなら」はふたりが ここで出会えたしるし
どんな明日がわたしを待ってる?
通りすぎる時間 見ないふりつづけて
涙がかわくまでは

「好き」と言えないまま 思いを告げないまま
ずっとふたりで歩いてきたけど
あと少しでいいから その手はなさないで
涙がかわくまでは

「さよなら」はふたりの未来のはじまりだね
どんな道にも歩く意味がある
もう少しだけでいい となりにいてほしい
涙がかわくまでは
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