ぶらんこ

わすれてた木陰 むかし見たまま
おさないどうし 二人でこいだぶらんこ
思い出すあの日 だれもいないとき
二人はとんだ 青空はるかさして
木陰のぶらんこ揺れる ゆらゆら揺れる 揺れる
二人のぶらんこ揺れる いまなお揺れる 揺れる

木もれ陽(び)にまぎれ 風にゆらぐ夢
遠い日のこだま こころにいまひびかう
想い出の波に たゆたうため
漕げよ漕げたかく 秋空澄んで静か
木陰のぶらんこ揺れる ゆらゆら揺れる 揺れる
二人のぶらんこ揺れる いまなお揺れる 揺れる
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