春待ち風

長い 長い 季節の 終わりを告げて ひらり
春待ち風 吹いたら 二人は歩きだす

大げさに言ったら 歴史みたいかな
二人で見た景色だけが 今のわたし作ってきたよ

うまく言えないけど 前よりも少し
自分のことが好きだよ だから受け止められるよ

しゃべる癖 メールの絵文字 似てきたんだね
でも今度逢ったときは新しいわたし

笑顔のまま 手を振るから あなたは忘れないで
まぶしかったわたしを 胸の奥 閉じこめて

長い 長い 季節の 終わりを告げて ひらり
春待ち風 吹いたら 二人は歩きだす

いつもなら時間通りには来なくて
待たされたバスが今日は扉開け
もう待ってる

もしも人が「サヨナラ」ですべての記憶
消してしまう事出来ても 覚えてたいの

興味のないことでも 夢中にしてくれたね
そんな魔法をかけてくれて 嬉しかった

長い 長い 季節の 終わりを告げて ひらり
春待ち風 吹いたら 二人は歩きだす

笑顔のまま 手を振るから あなたは忘れないで
まぶしかったわたしを 胸の奥 閉じこめて

長い 長い 季節が 終わればまた始まる
春待ち風 吹いたら それぞれのストーリー
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