1st degree

まぶしく照らす
アスファルトの日射し
通勤途中
ブラウスの袖をまくった

入社してから
初の一人暮らし
家族の心配よそに
元気でやってます

だけど
きみとね 離れていること
それだけ とても淋しい

きみのことを想うと
きゅんと切ない
逢いたいなぁって
そればっかり願う

はじめての世界へ
歩きはじめた
わたしをそっと
見守っててほしい

守られていた
学生の頃とは
少しだけどね
成長したと思えるの

そんな
わたしを きみに見てほしい
いつかね 楽しみにして

きみのことを想うと
心強いよ
甘えんぼうの
わたしでいたけど

はじめての社会人
一年生
わたしもちゃんと
がんばっているから

きみのことを想うと
きゅんと切ない
逢いたいなぁって
そればっかり願う

はじめての夏休み
に入ったなら
チケット取って
“ただいま”するから

駅のホーム
迎えに来てね そしたら
“おかえり”してね
きみの腕の中
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