よりそい酒

愚痴さえ言わずに 凍(こご)えた夢を
抱えるあなたの 側(そば)にいて
浮世氷雨(うきよひさめ)が 切ない夜は
優しい追い風 さらりと送る
なんとかなるネ なんとかなるサ 大丈夫
よりそい酒で また明日(あす)も

綺麗(きれい)に見えてる 白鳥だって
見えない所で 水を掻(か)く
そうよ女も 言えない辛さ
袂(たもと)にかくして からりと生きる
なんとかなるネ なんとかなるサ 大丈夫
よりそい酒で また一歩

ひとりで転べば 泣きたくなるが
ふたりで転べば 笑えるわ
低い目線で 眺めてみれば
新たな自分が きらりと見える
なんとかなるネ なんとかなるサ 大丈夫
よりそい酒で また夢を
×