あくび

君はゆりかご うたた寝してた?
アタシは裸足のまま
柔らかな夢の中にいたみたい
ふわふわ 独りきり

あっけなく溢れた 最上級の過去
剥がれかけのペディキュア隠す闇と
揺れるメモリー

あくびをしてる間に 何が起こってしまったろう
眩しい面影 苦い蜜みたい

淡い陽射しと 記憶の雨に
アタシは溺れたまま
片道分の 羽根を抱いて
どこへと向かうんだろう

冷めないミルクみたい 膜がかった心温
君がいない日々など無意味だけど
ここにあるんだ

あくびを隠す様に 泣けない弱さと 下手な笑顔
答えは知ってる あと少し待って…。

あくびをしてる間に 何が起こってしまったろう
心に響いてく 目覚まし時計抱きしめた
もう一度眠ったら また逢えるかな
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