青春の鼓動

それは戦闘機みたいな音になって
キーンと心が接近してた

恋に犯されたとたん 一日だって
省略出来ずに 苦しくなった

夏の日のサーカスのように
あざやかに 訪れた秘密さ

若い日を 若いとは思わず
恋をした 恋をした

それは印刷みたいな同じ生活で
はじめて見つけた 抜け道だった

校則違反のコートでふたり遅刻した
笑ってカバンに詰め込み合った

あの日 愛してるとか好きだとか言うのに
どんな言葉で伝えてたんだろう

マーマレードの空がジャムに変わる頃
高架線の駅で待ち合わせした

若い日を 若いとは思わず
恋をした 恋をした

いつか 嫌いな先生の写真を張って
ボコボコになるまでダーツしたっけ

胸の中のこの場所じゃ 時間は過ぎない
色を変えない 君を変えない 何も変えない

それは青春のかたまりみたいだった
鼓動の聞こえるくちづけだった

それは青春のかたまりみたいだった
鼓動の聞こえるくちづけだった

それは青春のかたまりみたいだった
それは青春のかたまりみたいだった
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