さよならを信じている

走る車の中は
思い出の小箱ね
笑い合った夏が
よみがえる

別れを決めたふたり
それぞれ選んだ道
握手して手を振った
いつの日か
チャンスつかむために

さよならを信じている
不安に染まるこころ捨てた
すみわたる夜
遠くネオンのビル街
あしたを見つける

いつも子供のように
すねたフリしてたね
夢を語る瞳
とがってた

ケンカの後でふたり
高速飛ばしていた
重ねた手のぬくもり
おぼえてる
弱気を叱ってる

さよならを信じていて
後戻りせずに歩いてね
この胸のなか
さみしがることをやめる
あなたを見つけた

遠く近くあなたを
静かに見守ってる
いつしか楽しかった
日々たちが
薄れ消え去っても

さよならを信じている
かっこよく生きて輝いて
ふたりで見てた
未来 サビついてもいい

さよならを信じていて
いつの日にか迷った時は
走りつづける
私を勇気にしてね
もう逢えないけど
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