祈り

神様 私を強くして下さい
弱くてもいいよと許さずに
神様 あの人を見守って下さい
打ち寄せる波を 不安というなら

どしゃぶりの雨の中から諦めきれずに
裸足のままのあの人を抱きしめていたのに

私は未来にあの人をえらんでしまうかもしれない
神様 それはいけないことですか?

明日も歩いて 少しずつ離れる
あの人の影を探しに行くから

この手も口ももういらない
羽だけ下さい
夜露にぬれるこの道を追って行けないなら

渇いた祈りに雨音をのせて歌い続ける
いつかはそれが光になるはず…

神様 祈りをどうかきいて下さい
目に見えぬ夢を 未来とよぶなら
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