さよならマーガレット

ありがとね 色々とね 贈り物も貰っちゃったね
もう返すチャンスもないみたいだけど
君にとって 僕からの 贈り物は何だったかな
何か君にしてあげられたかな

見下ろした初夏の街 紐解かれる記憶たち
君とじゃなきゃ見えない世界 そして 二つの笑顔

君がくれたもの いろ かたち におい
そのどれもが言葉にはできないもの
今日も一人ぼっち 青空に浮かべてる
ちゃんと君に「さよなら」を言えないままに

大体はね 人間てね 誰かのこと傷付けるとき
無意識によるものがほとんどで…
僕は君を幸せに できてると思っていた
でも本当は そうじゃなかったね

笑顔よりも泣き顔を 思い出すのは何故だろう
何万回の笑顔も たった一度の 涙に消され

「もう一度逢えたら、二度と離さない…」
考えても 何の意味も 無いのに
今日も一人ぼっち 君を探してる
ありもしない奇跡をまだ願っている

忘れようとするほど 忘れられなくなっていく
“嫌い”と思うほどに “好き”になった あの頃のすべて

地平線の向こう 昼と夜のすきま
二人の目に どんな明日が 見えただろう
いつも二人ぼっち 作った世界は
僕の未来 僕の今を 作ってくれた

君がくれたもの いろ かたち におい
そのどれもが言葉にはできないもの
明日も明後日も きっと思い出すだろう
ちゃんと君に さよならを言える時まで

心の中「さよなら」を言えるまで
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