太陽と黒いバラ

来る日も来る日も あなたを想って泣いた
しょうもない男(ひと)なのに
どのみちそのうち かならず私だけが
救えると信じてた

今じゃ別人のように
まともにくらしてるってね
うなされてたってくらいの情熱はなくしたの

砂に煙る太陽 目を閉じても消えない夢
愛しきれず別れた あの激しいあなたはどこよ

昼にも夜にも あなたを待ち続けた
哀しみの広い部屋で
やさしいだけでも うかれて身をまかせた
ゆきずりもあったけれど

ベ・サ・メ・ムーチョもう一度
その胸に抱かれて
ただ本当の涙をひとすじ流すのよ

棘に咲いた黒バラ 傷ついても芳わしい影
忘れきれずさまよう この愚かな私はどこへ

砂に煙る太陽 目を閉じても消えない夢
愛しきれず別れた あの激しいあなたはどこよ

棘に咲いた黒バラ 傷ついても芳わしい影
忘れきれずさまよう この愚かな私はどこへ
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