置き去りの愛

夕暮れが落とす影 枯木を揺らす風
遠く離れた君の事 失った愛の傷
もしもあの日に戻れるならば もう一度やり直せたら
探していたもの それが愛だと 伝えられるのに
もう帰らない

心を体の 温もりで確かめてた
だけどそれはただの愛の影 つかめるはずもない
いつも君が包んでくれた 僕の心の傷みを
背伸びもせずに見ていた夢も あの頃の二人は
もう戻らない

自分を責めて暮らしていると 風の便りに聞いたけど
二人が費やした汚れのない 愛に今ひざまずく
もう帰らない
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