川和坂

おはよう 今日も眠そうね 遅刻ギリギリのいつもの朝
くだらない 止まらないおしゃべりで 二人の一日が始まるの

一人で登るとキツイあの坂
あなたがいるから乗り越えられた

ペダルをこげば 素直になれた
あの自転車ならば 宇宙まで行けそう
涙の日 笑顔の日 登った川和坂
四つの車輪に 刻んだ思い出

誰かな この中で一番にお嫁に行く子は 考えて
無邪気で 幼くてはしゃいでた あの頃は未来の話だった

一人で下ると速いあの坂
あなたがいるから怖くなかった

ペダルをこげば 夢中になれた
あの自転車ならば 虹の上渡れそう
強気の日 弱気の日 下った川和坂
四つの車輪に 大きな願いこめて

それじゃあ 明日もまたここで あたりまえだった帰り道
今はもう毎日会えないけど あなたの隣には彼がいる
そしてあたしもここにいるよ
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