ひまわり

もう 昨日に手を振った
すこし大人に なるために
ねえ あたしを見ていてね
楽しいときは はしゃいで
悔しいときは 思いきり泣くよ

だって ひとりじゃないよ 一緒にいるよ
笑顔があるよ それだけでいい
言葉なんていらないよ 繋がってるよ
たとえば遠い場所にいても

ひまわりが揺れている
ならんで帰った道

もう 迷っちゃいられない
すこしは強く なれたかなぁ
ねえ いつでも側にいて
おんなじ夢に遊んで
おんなじ刹那 キャッチしているね

そうさ だいじょうぶだよ あたしがいるよ
守ってあげる とんな嵐も
いつも 転んでばかり 擦り傷だらけ
かっこ悪いね 楽しいんだね

ひまわりに手を伸ばし
つま先立ちした午後

だって ひとりじゃないよ みんながいるよ
笑顔があるよ それだけでいい
なんか くすぐったいね ちょっとあったかいね
「ともだち」なんて 不思議だよね

ピカピカの空に咲く
やさしい風の記憶
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