旅情

青空 埋める
鳥たちの群れ
並んだ影は
あの日に帰る

岬が近い 小さな宿は
いまでも海が 見えるでしょうか

近道ばかり探すより
まわり道ほど楽しんで

はじめて君と 旅した町を
もう一度ふたり訪ねたい
これから君と旅する日々が
どこまでも続くように

乗り継ぐ駅を
間違えながら
それでも決して
離れずにいた

人生なんて
片道切符
重たい荷物
ふたりで分けて

失くしたものを悔やむより
つなぎあう手を確かめて

はじめて君と 旅した町を
もう一度ふたり訪ねたい
これから君と旅する日々が
どこまでも続くように

はじめて君と 旅した町を
もう一度ふたり訪ねたい
これから君と旅する日々が
どこまでも続くように
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