まごころ

ぼくが心を 今うち明けてみても
それをよろこぶ あのひとじゃないさ
がまんできずに 愛していると言えば
それですべてを 失ってしまう
できるなら この胸を開いてみせて
ふくらんだ恋心 捧げたいよ
季節はずれの しおれた花を見つめ
今日もためいき ついているぼくさ

そっと心で しあわせ祈るだけで
過ぎて行くのか このぼくの恋は
広いこの世で ただひとりだけのひと
なのにそれさえ 話せないなんて
できるなら 暖かいその手をとって
しあわせになろうよと 言ってみたい
季節はずれの かわいた花を捨てて
今日もまごころ 見つめてるぼくさ
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