華舞台

とめ柝(ぎ)一丁 緞帳(まく)が開く
照明(あかり)に映える 金屏風
上手の松は いろどり添えて
今日は門出の 慶びを
いざやいざいざ 華舞台

要返しも あざやかに
踊る魂(こころ)は 天翔(か)ける
弾む足踏み 手刀きって
かざす扇は 艶を増す
いざやいざいざ 晴れ舞台

舞の心と 人の道
稽古重ねて 技磨く
誠を尽くし 絆を結び
命燃やして 花咲かす
いざやいざいざ 夢舞台
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