メランコリー

はしゃいだ夏の記憶と匂いと君の涙と
数えたひとつふたつと空
虚しさだけ残った

夜に放たれた 部屋の窓から
君の後ろ姿 遠く離れた
月の光照らしたふたり
輪郭はすぐぼやけた

幼くて 君を泣かせた
知らなくて それが僕のせいなら

今夜手を伸ばして 君をさがすよ
雲の隙間をすり抜ける様に
月の下光り浴びて映る
ふたつの影をまた この季節に残して

流れてく 時のはやさに
戻れない あの日の僕は
幼くて 君を泣かせた
聞こえないふりをしてた サヨナラ

今夜手を伸ばして 君をさがすよ
雲の隙間をすり抜ける様に
月の下光り浴びて映る
ふたつの影をまた この季節に残してく

還らない…

還らない…

まだ解けない夜の魔法は 夢物語
思い出せない君の顔は
夜に溶けた
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