港のエトランゼ

流れ流れて たどりつく
知らぬ港は 青い霧
もっとお寄りよ 淋しじゃないか
どうせ故郷にゃ 帰れぬ二人
俺もお前も エトランゼ

抱いたギターを 爪弾けば
すすり泣きする いじらしさ
そっと唄およ 切ない胸を
待てど来るやら 花咲く春が
俺もお前も エトランゼ

残る未練に ひかされて
風にまかせた 旅の空
ほって置いてよ 流しの唄は
届くあてない 儚い夢さ
俺もお前も エトランゼ
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