開拓者

一般的に普通1分で歩く距離を
3分4分かけて歩いてく人がいる
1歩踏み出すたびにその意味を考える
ちゃんと確認してからじゃなきゃ
進めなくて遅くなる

何も考えない日々は
いくら積もろうが星の瞬きほど
哲学を探るんじゃない
置き去りの真理から何か見出せ

いずれあたしも死んでいく
死に方はきっと選べない
ならば生き方を選びましょう
前例がないような奇抜なのを

誰も真似できない
これが最強の生き方だ

専門的にのめり込めばのめり込むほど
一般的な普遍性に気付けなくなってゆく

全て考えすぎるから
いくら進もうが景色は変わらない
大事なものとそうじゃないもの
今はごちゃ混ぜで区別はしないの

口出す前にまず動いた
理由はあとから考えた
既存の運命があるのなら
それを打ち壊して道を拓け

隙間という隙間に可能性を建てる開拓者

いずれあたしも死んでいく
それが明日かも分からない
だから生き方を選ぶのだ
前例がないような奇抜なのを

人は怒って泣いて笑って
いろんな色して生きていく
所々汚れた黒は
涙で滲ませた苦い記憶

いつか重ねて青空で塗り潰すのさ
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