ライオン

誰の為に協調性に群がって
その頭に惰性ばっか揺らしてんだ
何の為にバカげたそんなただの無意味に
何を あぁ?求めてんだ

秋風が刺す

夢の中の順応性に絡まった
空のない世界を見下した
いつかのくすんだ野良犬は
紫色の目で俺を見てた

儚さを無機質な空に歌え

その向こうへ君の方へ行こう
明日へ向かう風に乗り
この手の中 何もない無限を
高らかに掲げて

悲しみは秋の陽に 滲んで溶けてく

君の空を想い描き行ける
明日へ向かう風が吹き
この手の中 何も無い今を
高らかに掲げて

誰の為にここから逃げ出して
その頭にだせえ輪っか揺らしてんだ
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