あざやかな季節の中を

恋をしていたのは
過ぎ去った昔なのに
きみの笑い声 きみの足音
今もそこに聞こえるよ

ぼくの弱いとこも
あるがまま包み込んで
きみが生きた街 若すぎた街
涙の匂いもするよ

泣きぬれて恋をして
ひといきに駆け抜けた
あざやかな季節(とき)の中を

狭い空の下で
肩よせた暮しなのに
花のようなきみ 生意気なぼく
今も胸によみがえる

遮断機の向こうに
あの頃のきみが見える
夢を抱いたまま 風が吹くまま
にっこり笑っているよ

泣きぬれて 恋をして
ひといきに駆け抜けた
あざやかな季節(とき)の中を

大事なもの失くして
大人になる

泣きぬれて 恋をして
傷つけて抱きしめて
泣きぬれて 恋をして
ひといきに駆け抜けた
あざやかな季節(とき)の中を

泣きぬれて 恋をして
傷つけて抱きしめて
La La La……
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