ガラス越しの君にメリー・クリスマス

家路を急ぐ人の波 街に流れるジングルベル
耳もと響く笑い声 思わず振り向けば君が
季節を飛びこえ まぶしく光るよ
カフェテラスのドアに 消えるところ

さよならは 君のハートの涙
愛してる 呼びとめて言えたら…
今は 失くした時を抱いて

囁くよ ガラス越しの君にメリークリスマス

赤信号の交差点 時はそのまま止まっている
二人過ごした冬の日を 総て想い出に変えて
あの日 チラチラ白い粉雪が
君の長い髪にふれてとけた

さよならは 君のハートの涙
愛してる 遅すぎたくちづけ
今も 変わらぬ心抱いて

囁くよ ガラス越しのキミにメリークリスマス

北風に 心おしもどされて
想い出が 指のすきまこぼれた
今は 別れ際にそっと

もう一度 ガラス越しの君のメリークリスマス
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