涙が止まらない

涙が止まらない
あなたのことを 想い出すたび
夜空に 翼の灯り ちらちら
にじんで 星の海に 沈む
涙が止まらない
愚かな女だったね あたし
やんちゃな時代を 生き急ぐまま
愛にも ずっと 気づかなかった
あの頃は 若過ぎて
見えなかった 人の優しさが
胸にしみて 痛い
好きだって 口にせず
分かってて くれたよね
淋しさも 夢も あなただけは
悲しいくらいに…

涙が止まらない
幸せすぎて 怖くなるほど
夢なら このまま 眠りつづけて
あなたの 胸に 抱かれながら
あの頃は 若過ぎて
浮いた噂を 流し
いたずらに あなた 傷つけた
泣きながら 雨の街
逃げて来た あたしを
抱きしめてくれた 何も訊かず
悲しいくらいに…

あの頃は 若過ぎて
逃げて来た あたしを
抱きしめてくれた 何も訊かず
悲しいくらいに…
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