FLYING V.

青い 水平線を 追うように 眠るふりした
朝に 似合わない人 ひとり うつむいたまま

浮かんだ愛がちょっとそっぽ向いて
なんだかんだ言ってみたりしては
泣きそうになる

風船が破裂して しぼんだら落ちてった
いつも いつも そんな風に
イヤで イヤで 飛び出したくて

泳ぎ 疲れたような 妄想に 肩を落とした
夜に 閉じこもった人 ひとり 口を塞いだから

浮かんだ愛はじっとこっち向いて
なんでなんだなんて聞いたりして もう
泣けてきた

運命は加速して ひとりだけ置いてった
声を 声を 聞いたんだ
回る 回る エコーの中で

風船が 落ちてった
運命は 加速する

いつも いつも そんな風に
イヤで イヤで 飛び出したくて
声を 声を 聞いたんだ
回る 回る エコーの中で
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