only one

仕事帰りに見知らぬ駅で
待ち合わせて食事する
ふつうにみればただの恋人
そう呼べないのは二人だけ

ここから先に進みたいとは
思ってはいないけれど
逢いたいと思ってしまう
離れるほど強く

誰かを好きになってしまうのは
仕方のないことかも知れない
でも誰かを犠牲にしていい
理由になんてならないよ

恋するなんてたやすいこと
想いのままに任せればいい
なんと呼べばいいかわからないけど
確かなこと あなたは私のonly one

心のどこか あなたをしまう
箱ひとつ探せなくて
手のひらで包んでしまう
気付かれないように

誰かを好きと思うことなんて
一通りなんかじゃないよね?
でもこんなに溢れる想いを
言葉になんてできないよ

あなたと眺めた景色が
ふたりのすべてを抱きとめてた
誰にも知られない世界の中で
確かなこと あなたは私のonly one

いつまでも枯れない蕾のままで
抱きしめてるかけがえのないonly one
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