女の恋唄

待っていいやら 悪いのやら
そっと目をやる 窓の外に
三日月今夜はまた
なんて憎い 夜なの
貴方の顔一目見たなら
忘れてしまえるうらみごとでも
待つほどに 待たされるほどに
恋は一途に この胸を この胸を

聞いていいやら 悪いのやら
ちょっと気になる 遅れたわけ
横顔今夜はまた
なんて憎い人なの
貴方の目でみつめられたら
耳がほてるまで 愛していると
聞くほどに 聞かされるほどに
恋は確かに この胸で この胸で

言っていいやら 悪いのやら
そっと言いかけて またやめた
幸せいついつまで
続いてゆくのかしら
いつの日にかまたこの胸に
涙があふれて 悲しい時が
来たとしても やめられないの
恋は女を どこまでも どこまでも
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