しあわせかもしれない

いつだって男は 子供のような瞳で
わがままなくらいが可愛くていい
そんなこと あなたに出逢うまで少しも
思わなかったのに 自分が不思議

映画みたいな恋とは違うけれど
理由(わけ)もなく ただ涙が出る
抱きしめられると

しあわせかもしれない
心がそう呟く
あなたを愛してる自分がとてもいとしい
しあわせと呼ぶのでしょう
こんな気持ちのことを
私より大事にしたい
ひとがいるのよ いまはそばに

真夜中に突然 電話で起こされる
苛立ちさえもまた愛を育てる
花束も指輪も贈られてないけど
静かなときめきを あなたがくれた

ひとにくらべて優しくなくていい
いつまでも あなたらしいまま
胸のなかにいて

しあわせかもしれない
あなたが笑うだけで
何だかつられて私まで嬉しくなるよ
しあわせになりたいと
願い続けたけれど
ありふれた穏やかな日々が
しあわせだって ふと気付いた

しあわせかもしれない
心がそう呟く
あなたを愛してる自分がとてもいとしい
しあわせと呼ぶのでしょう
こんな気持ちのことを
私より大事にしたい
ひとがいるのよ いまはそばに
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