くたびれ詩人

今僕の
隣りでは
君が子どもを
あやしてる
その横で
飯を食い
テレビを見てる
僕がいる

また今日も
夜が来て
僕は一日
色褪せていく

今僕の
隣りでは
君が寝息を
立てている
その横で
眠れずに
夜明けを待ってる
僕がいる

また闇が
染み込んで
僕の体は
重くなっていく

また明日も
朝が来て
今日と同じに
過ぎていくのか
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