ゆびきり橋

夕陽が染めてた 橋の上
並んだふたりの 長い影
口には出さねど おたがいの
心は見えてた はずなのに
ゆびきり橋は ゆびきり橋は
夢追い橋か

月日はむなしく 流れ去り
いつしか分かれた 道ふたつ
嫁いだ噂も きいたけど
こらえる涙の 身代わりか
ゆびきり橋に ゆびきり橋に
片恋しぐれ

見上げる雲間に 浮かぶのは
思い出くるくる 走馬燈
あの娘の笑顔は 夢の花
心に咲かせて 飾るだけ
ゆびきり橋は ゆびきり橋は
夢追い橋か
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