海と空にかかる虹

港の見える公園
偶然君に出会った
10年ぶり 元気かいと
薬指を確かめた

大事な日にはいつでも
喧嘩をよくしたっけ
思いのほか あの頃へと
ときめきだけ帰ってく

海と空にかかる虹がほら 綺麗だね
君と僕にかかる虹かもしれないよ

なんにも変わらないけど
すべてが変わったのかも
そんなことに 気づいた時
君をママと呼ぶ子供

夏と秋をわける風をいま 吸いこんだ
君にそして僕のきのうに手を振るよ

海と空にかかる虹がもう 消えて行く
君と僕にかかる虹などないのにね…
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