Antiphona

求めても 求めても
零れ落ちてく
ままならない旋律
なぞるような世界

守りたい 守れない
暗い闇を抜けて
僕の弱さだけが
希望になる

遠く嘆く空
泣き出しそうな君の未来に
焼け付くような
優しさを 伝えたくて

明日さえ 遠い星で
誰よりも 強く願った
手のひらにかかった
運命の重さ 払うように
この想いに委ねたい
燃ゆる命ごと 捧げようとも
貫いていく
止めないで 鼓動を

信じても 信じても
叶わないのは
不確かな幻想
触れられない世界

傷ついて 傷つけて
だけどまだ 消えない
誓いの灯よ どうか
揺らがないで

そして 時を越え
同じだけの想い 連れて行く
月に抗う 太陽のように熱く

昨日より 遠い夢は
誰の為 うたわれるのか?
望むもの全てが
溶け合うような 奇麗な夢よ
まやかしの答えはない
この命が 辿り着く場所には
残酷なほど
照らし出す真実

そっと 風に 包まれるように
優しい場所があれば それだけでいい
And world end's gone...

明日さえ 遠い星で
誰よりも 強く願った
手のひらにかかった
運命の重さ 払うように
この想いに委ねたい
燃ゆる命ごと 捧げようとも
振り返らずに
その先へ誘え
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