潮風の物語

夕暮れの砂浜 私をよびだして
いきなり強く抱きしめて 「好きだよ」と たった一言
突然の出来事に 思わず息を止めた
素足によせる波だけが いやにくすぐったかったわ
はじめて私と逢った 夏のはじめは
知らない女の人の話ばかりしていたくせに
水平線から吹いてくる 見えない風につつまれ
おしゃべりな私も Wow… 今日だけはShyになっちゃう

陽にやけた体が Yay… いやにほてっているのよ
はじめてあなたを知った 夏のはじめから
毎日いやになるほど あなたのこと考えたのに
海岸線にちらばる 町あかり見てると
はじめての感情が いくつもおしよせてくるの
いくつもおしよせてくるの
今日だけはShyになっちゃう
×