哀しませた yesterday

人ごみを歩くには辛い 疲れきった身体を癒すように
朝陽に背中押され 無謀にも時間は流れてく

倒れ込む冷め切った白いシーツには やわらかな君の香りがする
すれ違って会えない ぬくもりがやけに恋しくて

もうどれくらい会っていないんだろう 胸が痛(キシ)むだけ
言葉では上手く言えないけど そばにいつも感じてたい

雨の夜 濡れた髪のままで 震えてる唇 触れて知った
強がる心の 裏側に隠した寂しさ

直向(ヒタム)きすぎる君の優しさに 甘えていた yesterday
安らげる大事な場所がある それだけで支えになるんだ

不器用すぎるオレの生き方で 哀しませた yesterday
そんな風に思えるのはきっと かけがえのない人だから…

明日の行方は誰にも解からない 今 君がだいじで
果たせない未だ約束がある ふたりで歩いて行こう
×