ほかに何が…

何気ない毎日 重くてつぶれそうな日々
逃げるようにひとり海に来たけど
白い波ずっと眺めて風に吹かれたら
なぜだろうやっぱり
思い出すのは あなたの笑顔ばかり

「そらさないでいて ずっと私の瞳を見て」
そんな言葉も言えないくらい
この砂のようにそっと波間に消されそうな
心 隠しているのに

二人が出会ってどれくらいたったのだろう
季節だけひとりからまわりする
いっしょの時間があまりに長すぎたのかな
愛されてるのか愛してるのか愛さえわからなくて

「そらさないでいて もっと私の声を聴いて」
そんな思いは私だけなの?
あの空のように広く全てを包み込める
心 失すのがこわい

「忘れないでいて 出会った頃の瞳の奥」
何度も自分に言い聞かせてる
この海のように深くあなたを見つめていた
心 きっと今だって…
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